思い出

思い出

波の音を聞いてくれ

今日は、どうしても気持ちが入らない一日だった。マラソンを走れなかった悔しさが、まだ胸の奥で疼いている。あのスタートラインに立てなかった自分を、どこに置けばいいのか分からないまま、ただ時間だけが静かに過ぎていった。悔しさは薄れない。むしろ、ふ...
思い出

京を共と今日へ

今日は京都マラソン。本当なら、僕もあの場所に立っていたはずだった。走り切るためにウォーミングアップをして、体温を高め、気持ちを整え、前職の仲間たちがいれば、「頑張りましょう」と声を掛け合いながら、同じスタートラインに並び、胸の奥に火を灯して...
思い出

光の外側に沈む午後

昨日はバレンタインだった。普段なら保てている心の距離感が、昨日は少し揺れやすかった。無理に整理しようとすると余計に疲れてしまうから、こういう日もあると静かに言い聞かせた。外はよく晴れていて、どこか賑やかな気配があった。けれど、その明るさに触...
思い出

想い続ける三つのかたち

深夜の3時。熱は36.5度。ほぼ平熱に戻りつつある。心も体も少しずつ整ってきたので、そのまま『オペラ座の怪人』を視聴した。胸に残った余韻を、いま静かに言葉にしている。この作品は、ただの恋物語ではなかった。三人の“守り方”がまったく違っていて...
仕事

取り戻すための歌

熱は37.6℃。今日は大事を取って、夕方まで横になっていた。身体が少し重く、思うようには動けなかった。働けなかった自分を責める気持ちもあったけれど、いまは無理をしないほうがいいと、どこかで静かに理解している。横になっているうちに、仕事場の夢...
仕事

仮面越しの朝

現在、ブログメンテナンス中です。過去の記事も、復旧でき次第再掲させていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。今朝も朝ランへ。雨が降っていたので少しペースを上げる場面もあり、心拍数は上がったり下がったりしていた。気持ちもわずかに揺...
思い出

思い出のミュージカル

昨日のうちに投稿したかった。ちょうど食材を買いに出ていたとき、あの人が電話をかけてきてくれた。声を聞けたことが、寒い夜道も温かくなるほど嬉しかった。あの人も仕事終わりで疲れていたと思う。駅から家までのほんの数分でも話せた時間が、静かに心に残...
仕事

個包装に置いた傘

胃の手術のあと、主治医から梅もグミも粘膜を刺激するから、ひと月は我慢しましょうと言われていた。手術から二か月弱。昨日は食べようと思いながらも、結局手が伸びなかった梅味のグミを、今日になってようやく口にした。どこか身構えてしまう自分がいたけれ...
仕事

いつか、少年のまなざしで

トマトおでんを食べた。トマトの酸味が強く出て、それはそれで良かったけれど、もう少し出汁が強くても美味しいかもしれない。もうひとつのトマトは、昆布だしでゆっくり煮てみようと思う。明日はメンタルクリニックの通院日。睡眠については大きな変化はない...
仕事

味を染み込ませるように

午後はおでんの仕込み。トマトの湯剥きのために氷水に手を入れた瞬間、「ああ、自分は今、料理をしているんだ」と実感できた。料理が好きな自分を、そっと思い出せる時間。手を動かしているだけで、気持ちが少し落ち着いていく。トマトの皮は、一枚ずつ慎重に...