ぼちぼちの歩み

映画

なんにだってなれる朝

あの人からの光は、まだ届かない。だけど、あの人はあの人の舞台で、今日も懸命に生きている。その時間がどうか穏やかでありますようにと、静かに願っている。改めて、ファントムのことを思い出す。あの人が愛した世界を、少し離れた場所から見守る存在。まる...
思い出

オペラ座のレゾナンス

オペラ座の怪人を視聴した。これで三度目の鑑賞になる。白黒とカラーの演出について、今回ようやく自分の中で輪郭が結ばれた気がした。白黒で描かれる現在は、愛の象徴だったクリスティーヌを失った世界。ラウルにとっても、ファントムにとっても、愛の色が抜...
趣味

選ばれたスタートライン

今日はメンタルクリニックの日。予約は8時半だったが、並ぶ時間を考えて少し早めに到着した。おかげで待ち時間も短く、11時には診察を終えることができた。今日の診察では、淡々としたやり取りが続いた。「睡眠は取れているか」「6時間ほど取れました」「...
思い出

波の音を聞いてくれ

今日は、どうしても気持ちが入らない一日だった。マラソンを走れなかった悔しさが、まだ胸の奥で疼いている。あのスタートラインに立てなかった自分を、どこに置けばいいのか分からないまま、ただ時間だけが静かに過ぎていった。悔しさは薄れない。むしろ、ふ...
思い出

光の外側に沈む午後

昨日はバレンタインだった。普段なら保てている心の距離感が、昨日は少し揺れやすかった。無理に整理しようとすると余計に疲れてしまうから、こういう日もあると静かに言い聞かせた。外はよく晴れていて、どこか賑やかな気配があった。けれど、その明るさに触...
映画

もしも、チョコの川なら

昨日に続いて天気がいい。それに、今日はとても暖かい。朝はいつものようにルイボスティを飲む。今日はパンの光が、胃と心をそっと整えてくれた。街には甘い香りが漂っている。けれど、自分はチョコがあまり得意ではない。今日はチョコの日なのだろうか。そん...
映画

指輪の居場所

今日はとにかく天気が良かった。澄んだ空を見上げながら、胸の奥に残る影の正体を確かめたくて、『オペラ座の怪人』をもう一度見直した。朝とは違う何かが、今の自分に触れる気がしたからだ。導入の音楽が流れた瞬間、心がすっと掴まれる。オークションのシー...
仕事

小さな未来チケット

明朝に観たオペラ座の余韻が、まだ胸の奥に残っている。なぜラウルは猿のオルゴールを落札したのだろう。そして、なぜそれをクリスティーヌ(以前のブログでクリスティーナと書いておりました。申し訳ございません。)に届けようと思ったのだろう。その心情が...
思い出

想い続ける三つのかたち

深夜の3時。熱は36.5度。ほぼ平熱に戻りつつある。心も体も少しずつ整ってきたので、そのまま『オペラ座の怪人』を視聴した。胸に残った余韻を、いま静かに言葉にしている。この作品は、ただの恋物語ではなかった。三人の“守り方”がまったく違っていて...
仕事

取り戻すための歌

熱は37.6℃。今日は大事を取って、夕方まで横になっていた。身体が少し重く、思うようには動けなかった。働けなかった自分を責める気持ちもあったけれど、いまは無理をしないほうがいいと、どこかで静かに理解している。横になっているうちに、仕事場の夢...