揺れる線

仕事

まだ知らない春

クリスマスイブの朝。術後の違和感が残る胃をそっと押さえながら、いつものように工場へ向かった。大切なあの人にはあの人の朝があって、僕にはいつもの朝がある。それでも、ポケットのスマホが気になってしまう。何もなくても仕方がないとわかっているのに、...