未来への希望

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三日月のマフラー

朝のうちに、サモおに色を塗ってあげた。待たせてしまったからか、少しだけ構図を変えた。構図も、そのときの気分で揺れながら決めていく。完璧じゃなくても、今日の自分の手が動いたことが嬉しかった。少し寝不足だったので、もさおと少し夢の中へ。サモおの...
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陽の下で微笑む月

なんとか今日のうちに、ひとつ歩みを置くことができた。焦らず、止まらず、ぼちぼちと、灯りをそっと並べるように、これからも静かに紡いでいく。朝から川島織物セルコンへ部材の納品と営業の方へ挨拶しに向かった。場所は京都産業大学の近くにあり、京都で第...
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夜空の五線譜に

帰ると、請求書が山のように置いてあった。検印を済ませてから、メールをひと通り確認し、先輩が担当している案件の図面を静かに開く。建築図面は流動的に進んでいくから、本当にややこしい。線の一本、寸法のひとつで全体が変わってしまう世界に向き合うたび...
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ペン先の口角

大切な人から“光”をもらった。胸の奥で小さく揺れていた火が、そっと明るさを取り戻す。弱さが消えたわけではないけれど、その弱さごと温められたような感覚があった。安心が、ゆっくりと広がっていく。取引先の駐車場に車を停め、エンジンを切る。窓の外の...
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未踏の光跡

夕方、大切なあの人から光をもらえた。長時間の運転でじんわり溜まっていた疲れが、その光にやわらかくほどけていくようだった。シートにもたれていた背中が、自然とスッと伸びた。午前は岐阜へ向かい、午後はそこから滋賀の長浜へ営業に向かった。長浜も雪は...
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初雪と青い音色

あの人から、やわらかな光をもらえた。その光は、手のひらに落ちる月明かりのようで、“あたたかく過ごせていそうだ”という穏やかな気配をまとっていた。あの人も、あの人のペースで整えている。だからこそ、焦らず・止まらず・ぼちぼちと。その言葉を、今日...
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育てる糸を編む朝

太陽が少し遠く感じる朝だった。白でも青でもない淡い灰色の空が広がり、街の屋根には冷気が静かに積もっていた。大切なあの人の光も。けれど、心が揺れるときほど「安心していてほしい」という願いは静かに強くなる。自分の呼吸が整えば、その落ち着きはきっ...
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積み重ねのインテグラル

大切なあの人から光をもらえた。胸の奥で小さく弾むその跳躍は、朝露が弾ける瞬間のように透明で、柔らかく、元気な色をしていた。朝の冷え込みで手が冷たくなったトイレ掃除のあと、心まで少し冷えていたのに、その光がふわりと温めてくれた。「ぼちぼちでい...
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空白の花言葉

事務所の暖房をつけなくても一日を過ごせた。17時を過ぎても空は暗くない。季節がゆっくりと次の段階へ移ろっているのだろうか。会社を出た瞬間、ふと東の山稜へ視線が吸い寄せられた。その向こう側で、あの人が今日もあたたかく穏やかに過ごせているだろう...
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小さな緑、誇りの青

昨日に続き、雲ひとつない空だった。冬なのに空気はやわらかくて、会社のジャケットもいらないくらい。心のどこかにも、あの人の温度がまだ静かに残っている気がした。今日は、あの人はどんなふうに過ごしていたのだろう。陽だまりの下で、少しでも体を休めら...