眠れない夜

思い出

その時々のしりとりを

今日は、ゆっくり体を起こして、なんとかシャワーを浴びることができた。湯気の中で少しずつ体がほぐれていく感じがして、こういう小さな積み重ねが今の僕には大事なんだと思えた。あの人を誘ったLINEには、まだ返事はないけれど、きっと今は、それぞれの...
思い出

溶けていく境界

昨日から、あの人からの光は届いていない。それでも、どこかで同じように揺れてくれている気がする。君が君であるために。僕が僕であるために。揺れながら立っているのは、きっとお互いさまなんだと思う。心が揺れた一日だった。気持ちはゆっくり咀嚼したい。...
仕事

心温まるコップを

今の自分の気持ちを、できるだけそのまま言葉にしておきたい。それは、あの人との関係を大切にしたいからこそだ。朝から涙が止まらなくて、体のどこにも力が入らなかった。シャワーを浴びる気力もなくて、朝食にも手が伸びなかった。うまく動けない自分を責め...
思い出

座れる場所づくり

昨晩、ひとつの連絡が届いた。「あの人も、きっと安心できたから連絡をくれたのだろう」と、どこかで思った。書かれた言葉は丁寧で、慎重で、こちらを気遣う温度を含んでいた。本を開いたまま夜が明けた。鼓動が落ち着かず、眠りは少し浅かった。何かを決めつ...
仕事

朝と夜、1人でも前へ

一睡もできなかった。眠れないまま朝を迎えたが、それでも動かないといけない。責任があるからだ。眠気と疲れで身体は重いのに、気づけば最後まで残っている。仕事初めだからか役員も今日は早くに上がっていった。自分に何度同じことを言い聞かせているんだろ...
仕事

未完のライブ

大切なあの人に送ったLINEは、まだ静かなまま。午前3時。今日が新年最初の出勤日だというのに、眠れない。布団に入っても、心だけが落ち着く場所を見つけられず、スマホの画面を見つめるたび、夜がさらに底へ沈んでいく。とにかく1時間でも眠らないとい...
旅行

未来への一歩

長い週末も、残すところあと一日。深夜三時、しぶんぎ座流星群のピークを意識して、部屋のベランダから空を見上げた。身体を冷やさないように、お気に入りのマグカップにピーチティーを入れて手に持つ。湯気の甘い香りが、まだ眠っている世界の静けさに溶けて...
音楽

サンタの初夢

諸説あるが、初夢は1月2日から3日にかけて見る夢が有力らしい。元旦に寝過ぎたせいなのか、それとも心のどこかが揺れていたのか、今日は三時間ほどしか眠れなかった。その短い眠りの中で、不思議な夢を見た。サンタの国には、ひときわ仲の良い兄弟がいた。...
思い出

湯気の向こう側

ほとんど眠れなかった。理由はわかっている。クリスマスの夜だったからだ。街のどこかで流れる音楽や、遠くのイルミネーションの光が、自然と大切なあの人を思い出させた。今はお互いが必要としている温度で、そっと繋がっていればいい。それでも、体調はどう...
思い出

純青のプリンセス

オリエンタルランドの株主優待で、ワンデイパスが届いた。本当は大切なあの人に渡したかった。けれど今は、ただ静かに手のひらでそのカードを眺めている。期限は来年の8月末まで。まだ時間はあるはずなのに、どこか遠い未来のようにも感じる。パスを見つめて...