資格取得

勉強

僕が僕のために作った雲

朝、ゴミ出しのついでにポストを覗くと、全国健康保険協会から一通の封書が届いていた。中身は、以前提出した傷病手当金申請の返戻だった。書類の「業務上の傷病」欄にチェックを入れていたことが、差し戻しの理由らしい。業務上だと言うのなら、まずは労働基...
仕事

雲を吊れるくらいに

昼前までは雨が降っていた。午後は、いつでもまた雨を降らせそうな、少し大きな雲を腰にさした青空が広がっていた。そんな空を見上げながら、僕は車を出した。向かうは大阪方面。環状線から南へ、ユニバーサルスタジオジャパンの案内標識が見えた。不意に、少...
仕事

資格と呼吸を胸に置き

学科試験、実技試験とも、無事に合格することができた。四日間、共に切磋琢磨した受講生の皆さんも、本当にお疲れさまでした。今は、張り詰めていた糸が解けたような安堵感に包まれている。正直、試験前はかなりの緊張があった。そんな僕を支えてくれたのは、...
仕事

揺れる心とクレーンと

午後は実技講習、そして試験本番だった。クレーンの操作は、想像以上に奥が深い。北から南へ、西から東へ。荷を揺らさないよう目的地まで運ぶ。ほんの少しの操作ミス、スイッチを押すタイミングのズレが、荷を大きな振り子のように揺らしてしまう。共に受講し...
仕事

私生活の「ぽけてなし」

今日はクレーンの学科と実技講習。午前中、ある講師の話を聞き、自分自身の姿勢について深く考えさせられた。その講師は、かつてトヨタと取引のある部品メーカーの製造現場で責任者を務めていた方だ。語られたのは、ある工場査察のエピソードだった。トヨタの...
勉強

ふっくら浮かぶお月さま

久しぶりに、試験という独特の緊張感に身を置いた。これほどまでに集中したのは、前職の昇格試験以来かもしれない。朝、大切なあの人からもらえた光。その温かく力強い応援に応えるように、見上げた空はどこまでも高く、澄み渡るような青だった。まるで世界全...
仕事

いのちを守る数字

1日目の講習が終わった。今日学んだのは、玉掛け作業のこと。玉掛け作業とは、重い荷物をクレーンなどで吊るためのロープ掛けを行う作業だ。講習の大半は計算問題だった。吊り荷の重さ、角度、そこにかかる荷重。数字が少しでも狂えば、現場の安全は揺らぐ。...
仕事

光の羅針盤を空へ向け

昨晩と今朝、大切なあの人から光が届いた。昨晩は、大きな一歩を踏み出せそうな、長い足で前へ進むような光。そして今朝は、頭を撫でてくれるような、優しく背中を押してくれる光。あの人もきっと、日々を懸命に生きている。そんな忙しさの中で、ふと僕を思い...
仕事

陽だまりのエール

外は雲ひとつない青空。しかし、僕の体調はあいにくのインフルエンザだ。布団の中で丸まりながら、ただ静かに時間が過ぎるのを待っていた。本来なら今頃、僕は岐阜の空の下にいたはずだった。かつて、言葉を失うほど美しい青い流れ星を見た、あの場所へ。病魔...