検査が終わった。鎮静剤を使ったことに加え、寝不足も重なり、ふらつきがなかなか治らず、1時間以上ベッドから起き上がれずに迷惑をかけてしまった。
結果は来週明けに出るらしい。待つ時間はどうしても長く感じるが、今はただ静かに受け止めるしかない。
仕事のない土日は、どうしても気持ちが沈みがちになる。
あの人を想う心に加え、今週は検査の結果を待たなくてはならない。
だからこそ、直に音楽に触れることで前へ進む力に変えたいと思っている。
土曜日にラブライブ!蓮ノ空女学院105期のライブに行く予定だ。
とはいえ、申し込みをしたときには検査のことなど、ましてや病のことも想定していなかった。
それでも今は、このライブが少しでも気持ちを前向きにしてくれることを願っている。
音楽はいつも、自分を支えてくれる存在だ。今は特に、その力を強く感じている。
104期の決勝曲「AURORA FLOWER」。
検査前にも聴いていたし、検査後にふらつきながら横になっている時も歌詞を思い出すと、少しずつ呼吸が整っていった。
この曲は乙宗梢がテーマを提案したことから始まった。
「オーロラ」には夢の不確実さや儚さを、「フラワー」には夢を追う人の姿を重ね合わせ、“夢を信じて咲き誇る存在”として描かれている。
さらに決勝直前、後輩の日野下花帆が歌詞の一部を書き直し、「応援してくれるみんなや夢を追う人への歌」として完成させた。
こうして生まれた「AURORA FLOWER」は、仲間と共に夢を信じる力を示す、蓮ノ空を象徴する楽曲となった。
諦めない可能性はゼロじゃないから
諦めないこの瞬間を本気で飛ぼう
イマ・カコ・ミライ・イマ
抱きしめたら
諦めない自分のことが
そうだ好きだなってさ思うんだ
様々な不安に押しつぶされそうな時でも、「諦めない」「可能性はゼロじゃない」という響きが心を支えてくれる。
過去も未来も、そして今という瞬間も抱きしめながら、自分を肯定する力を思い出す。
104期の曲なので、今週のライブでこの曲を聴くことはできない。
それでも、新しい曲に出会えたら、きっともう一歩前へ進めるはずだ。
今日のこの記録もまた、「君のおかげ」の証として、これからの歩みに寄り添ってくれると信じている。


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