いつか「サモお」の隣に

明日は雨らしい。
せっかくなら、静かに読書をして過ごしたい。
それからもうひとつ、サモおの絵を描き溜めたい。
またひとつ、やりたいことが増えたからだ。
線はきっとまだ震える。でも、その震えごと「今の心拍の線」として残しておきたい。

雨の日は、外の世界が少しだけ柔らかくなる。
特に週末の雨は、どこかほっとする。
前までは晴れの日が好きだったけれど、今の自分は心も体も外に向かっていけない。
ゆっくり慣れていきたい気持ちはあるのに、まだうまくいかない。
だから今は、雨の日の静けさが心地いい。
そんな日に描く線は、いつもより素直だ。

このブログを始めようと思ったとき、まず悩んだのがプロフィール画像だった。
大切なあの人の気持ちを整理するために書き始めたけれど、自分の写真を載せるつもりはなかった。
誰かに見られるより先に、自分の心をそっと置ける場所が欲しかった。
だから、キャラクターを作ることにした。

サモおはサモエドがモチーフだ。
気づいた人はいるだろうか。実は他にもモチーフはあるけれど、それはここでは言わないでおこう。
キャラクターには、言葉にできなかった気持ちや、あの頃の自分の影が少しだけ混ざっている。

あの人と一緒にサモエドに会いに行った日も、外では少し雨が降っていた。
実際に見るのは僕も初めてで、白い毛並みの大きさにふたりとも少し驚いた。

あの人は一歩だけ後ずさりしたけれど、目だけはずっと追いかけていた。
その視線がなんだか可愛くて、今でもよく覚えている。
動物カフェに行ったときも、あの人はいつも少し距離を置いて観察していた。
その慎重さも、優しさも、僕にはとても魅力的だった。

そんなサモおだけれど、気づけば僕のほうが支えられてきた。
描いているときだけ、心が少し静かになる。
最近は、分身のような愛着すらある。
サモおの表情が、その日の自分の気分に似てしまうこともある。

今、猫を迎えようとしている。猫についての本もたくさん借りた。
里親サイトにも登録したし、緑のアイコンのアプリにも登録した。
猫種はマンチカンで絞っている。写真を眺めているだけで胸がぎゅっとなる。
誰かを迎える準備というのは、自分の生活を少しずつ整えることでもあるのだと気づく。

Screenshot

サモエドを飼う予定は今のところないけれど、猫が大きくなったら…そのときはまた考えてみてもいいのかもしれない。
サモおの隣に、猫のキャラクターが並ぶ未来を想像すると、少しだけ楽しみになる。

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