休日は本来、心を休めるための時間のはずだ。現在、僕にとっての休日は、鬱屈している。行動範囲は狭まり、他人の目ばかりが気になっている。夢の中では大切な人から拒絶され、7,000人以上に追われる場面を繰り返し見る。眠りも浅い。そんな日々の中で、昨晩、失ったと思っていた仲間から食事の誘いが届いた。失っていなかったのかもしれない。けれど、体の状況や心の不安から、誘いに応えることはできなかった。これまで前だと思っていた道が、実は違っていたのかもしれない。ずっと知りたいと思っていた真実を知ることが、急に怖くなった。病気の結果よりも何よりも。
蓮ノ空103期の『Holiday∞Holiday』曲は休日の退屈や不安をジェットコースターに例え、恐怖ではなく楽しさに変える視点を描いている。「月火水木金土日、毎日がHoliday」という宣言は、鬱屈した休日を塗り替える可能性を示す。心が休まらない、いまだ閉じこもる日々だが、曲はすべての日を祝祭に変えると歌う。

衣装に込められたスズラン。スズランは春から初夏にかけて咲く多年草で、花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」。フランスでは5月1日にスズランを贈る風習があり、幸福を象徴する花とされている。「再び幸せが訪れる」。僕の狭い休日にもいつか光が差す日がくるのだろうか。
現実と理想は正反対に見える。けれど、鬱屈を吐き出すことで、曲の明るさと自分の暗さが対比となり、自分の現在地がわかる。今どこにいて、どこへ向かえばいいのか。昨日の私も今日の私も、迷いも痛みも含めて、いつか「Holiday∞Holiday」のように彩りに変わる日を信じて、今日のライブへ向かう。

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