昨日のうちに投稿したかった。
ちょうど食材を買いに出ていたとき、あの人が電話をかけてきてくれた。
声を聞けたことが、寒い夜道も温かくなるほど嬉しかった。
あの人も仕事終わりで疲れていたと思う。駅から家までのほんの数分でも話せた時間が、静かに心に残っている。
あの人の声には、言葉以上のぬくもりがあって、耳に触れるだけで落ち着いていく。
電話の中で、あの人がクイズを出してくれた。
「今日は何の日でしょう」
その言い方があの人らしくて、思わず笑みがこぼれた。
ヒントの2つ目で答えられた。
坂井泉水さんのデビュー日。
wezardとして忘れてはいけない大切な日を、あの人が思い出させてくれた。
さすがにZARD歴はあの人の方が長い。
自分ももっと学びたいと思った。
曲や言葉だけでなく、生まれ育った場所や歩んできた道を知ることで、
作品の背景がより深く見えてくる気がしている。
あの人と、音楽を通してつながれている実感が、そっと満ちていった。
家に帰ってから、坂井さんのデビュー曲『Good-bye My Loneliness』を何度も聴いた。
左にスピーカーを置き、右耳には電話の余韻がまだ残っていて、そっと手を当てていた。
そのまま聴き続けているうちに、ふと心地よさに包まれて眠ってしまった。
睡眠導入剤の影響もあったのだと思うが、
音楽に寄り添われながら眠る時間は、どこか特別だった。
あの人が好きなミュージカルを勧めてもらえた。
『オペラ座の怪人』
以前、金沢の県立図書館でその作品を見つけて、少し話したことを思い出した。
今日は、ゆっくり視聴してみようと思う。
僕もミュージカルは好きだ。
考えてみれば、ディズニー作品も歌と映像の魅せ方が巧みで、広い意味ではミュージカルといえるのかもしれない。
なかでも『グレイテスト・ショーマン』は何度も観た作品で、
主演ヒュー・ジャックマンの演技に惹かれてブルーレイも持っていた。
マーベル作品で演じていたウルヴァリンとはまったく違う、
力強さと温かさを併せ持った表現に、観るたびに心を動かされる。
ブルーレイディスクの発売日が誕生日だったことも、
どこか縁を感じている理由のひとつだ。
この作品については、また落ち着いたときにゆっくり書きたい。
いつか、あの人にも届くといいと思える作品でもある。
電話を切るのが惜しいと感じるほど、嬉しい時間だった。
あの人にとって、少しでも安らげる止まり木になれていたらいい。
薬がよく効いて、心が静かに整っていく夜だった。
音楽がすっと身体に染み込んでいく感覚を、久しぶりに味わえた。
そんな一日を、ただ静かに記録しておきたい。


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