朝の準備の中で、ふと見つけた。
しりとりで出てこなかった、2人で考えた温かな「る」
ルイボスティーだ。
どうしてあのとき出てこなかったんだろう。
毎日、からだを温めてくれている飲み物なのに。
どうして思い出せなかったんだろう。
左手のルイボスティーを眺めながら、また涙がこぼれた。
あの人は、僕の“仕事のブログ”が好きだと言ってくれた。
このルイボスティーを飲みながら、今までの仕事も頑張ってきた。
星を繋いできた。
ピンクアルマイトの装飾の星も、銅の曲線の星も、そして今繋いでいる金の額縁の星も。
どれも、この温かい温度に支えられて繋いだ星座だった。
これからの仕事も、この飲み物と一緒に続けていく。
あの人の温度を、そっと大切にしながら。
それは、決めつけない温度。
誰かを縛らず、その日の呼吸や気配に寄り添える温度。
全員がほっとできる温度で淹れるルイボスティーのように、
やわらかく、揺らぎを許しながら、今日をあたためていく温度。
いつか、安心して飲んでもらえるような。
そんな未来を、そっと見つけられたらいい。
だからこそ今は、あの人が少しでも落ち着けるように。
ルイボスティーを注げる、肌に馴染むコップを作っている。
ひとつひとつを積み重ねて、できることを、ぼちぼちと。
朝の支度に戻った。
シャワーを浴び、化粧水と乳液と日焼け止めを塗り、
髭も剃った。医療脱毛も、次で三回目になる。
少しずつ、自分を整えていく時間。
もっと自分を磨いて、もっと仕事でも成果を出して、
あの人が見て安心できる自分でいられたらいい。
そんな気持ちを胸に置きながら、静かに始まった午前中の記録。


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