心のバランスを崩していると診断され、自宅療養が必要だと言われていたけれど、仕事に穴は空けられない。これが舵を取る者として生きていく、孤独なのだと思う。
今日はメンタルクリニックの通院日。
先生に話を聞いてもらい、薬も処方してもらった。薬は飲んでいるけれど、効いているのかはいまだにわからない。怪我や身体の不調なら治ったかどうかが分かる。でも心の病気は、分からない。
『Dr.STONE』という作品がある。
人類が石化し、ゼロから文明を築き直す物語。主人公の千空は「10億%できる」と言い切り、絶望的な状況でも科学を信じて一歩ずつ積み上げていく。
僕自身も、現在笑い方がわからなくなっている。心が固まり、石のように動けなくなる瞬間もある。まるで自分自身が石化してしまったかのように。
けれど、『Dr.STONE』は石化からの解放の物語だ。火を起こすこと、道具を作ること、仲間と協力すること。小さな積み重ねで未来につなげていく。
生き直すことも同じだと思う。薬を飲むこと、先生に話すこと、休むこと。どれも小さな一歩だけれど、積み重ねれば必ず意味がある。心の回復は目に見えないけれど、文明の再建と同じように、時間をかけて少しずつ形になっていく。
僕は自分の病は必ず治ると信じている。
その信じる気持ちがあるから、今日の診察も、薬も、全部本気で向き合っている。生き直すことは、僕自身の「文明の再建」なのだと信じている。
昨日の私も、今日の私も、未来へと繋がっていく。信じる気持ちは揺るがない。
それでも時折、心の奥で「大丈夫かな」と影が囁いてくる。肩に乗った何かに押しつぶされそうになる。
それでも前に進む。それが僕の再建の証だから。


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