優しさの青りんご

趣味

4時に起きた。睡眠時間は4時間弱。
毎朝起きてまずすることは、大切なあの人からもらったアップルウォッチを手首につけること。
バンドは、昔から好きな青の色。背筋をそっと伸ばしてくれる青。
この色を見るたびに、「これから頑張ろう」という温度が胸の奥で静かに灯る。
あの人に胸を張れる自分でいたいという気持ちも、そこに重なる。
その青を手首にまくと、あの人の優しさがそっと寄り添ってくれるような気がする。

35周年のライブ。「負けないで」が流れ、会場全体が立ち上がったあの瞬間を思い出す。
働けない体になった自分が悔しくて、立ち上がる人たちの背中が眩しく見えた。
1度目に突き上げた拳は控えめだったけれど、
2度目の拳は、あの人の分まで強く、高くあげることができた。

あの日から、「もう一度ちゃんと働きたい」「走りたい」という思いが、前よりも強く自分の中で渦を巻くようになった。
その渦は、決意に近い熱へと変わり、
その熱を日々の中で形にするために、「この時計が必要だ」と自然に思えた。
あの人がいてくれることが、その熱を静かに支えてくれている。
だから僕は、もう一度頑張ろうと思える。

朝ごはんは、納豆と白ごはん100グラム。
特別な味ではないけれど、今日の自分にはこのくらいがいい。

白米を食べ終えたあと、薬を飲む。
少しだけ心は静かになった。
「よく噛むこと」――未来の自分の体を守るための、小さな約束。

部屋にひとりの淡々とした食事の中にも、
少しずつ積み重ねたい気持ちが確かにあった。

今日は大寒波。
東の地の天気予報にも雪マークがついていた。
大丈夫かな、暖かくしているかな。
あの人が外に出る姿を想像すると、どうして出るんだろうと胸がそっと波立つ。

あの日、写真を撮っていた猫のカフェには、きっともう足を運んでいるのだろう。
どこへ向かう日でも、「怪我だけはしないでほしい」と、そのことだけを願ってしまう。

明るい黄色を混ぜても柔らかい緑にはならないけれど、
それでも積み重ねてきた青のような優しさが、
今日の自分の中に、たしかに息づいていた。

午前中は、選挙の投票を済ませてから、図書館へ行く。平凡な日曜日だと思われるだろうか。だけど、焦らず、止まらず、ぼちぼちだ。

今日始まる自分に抱いている期待は、ただひとつ。
生きていきたい。
その思いだけは、揺れながらも確かに胸の奥にある。

朝の色は、鮮やかな青と深い青。
あの人のために成長したい気持ちがそっと寄り添っている一日の始まり。

今日の自分へ。
どうか、自分を追い詰めすぎないで。

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