青い雪の降る方へ

仕事

あの人から光が届いた。
心配してくれているような、
物陰からそっとのぞく控えめな光に、
大丈夫だよと返したくなった。

午前中の僕は、あの人のことや、体のこと、仕事のことを考えて、
気持ちが少し沈みかけていた。
働きたいのに思うように動けない自分に、
ふと悔しさがよぎっただけだ。

身体が冷えると心も冷えると言うけれど、
冬の風に、心の枝が少し揺れただけだ。
また新しい枝を育てていく途中だから、
その揺れも、今の自分の一部として受け止めたい。

揺れながらも、その線も含めて僕は成長したい。
そのために、努力を数値化したいと思った。
週明けから早朝のランニングを始める。
そして、ランニングの記録を午前中のブログの最後に添えることにしたいと思う。
本文とは関係なく、
自分が努力していることを、自分が確認するために。

あの日もらった時計と、自分で積み重ねていく記録。
その二つが、これからの僕の歩みをそっと支えてくれる気がしている。

成長して、努力した自分を誰かに示したいわけではない。
ただ、自分のために、
これから毎朝走ることで、
自分のペースでまた前に進めると思う。
少しずつ整えていきたい。
そうしていれば、次に会うとき、
自然に胸を張れる自分でいられる気がする。

ランニングのための靴を新調した。
靴の写真を撮っていると、雲の切れ間から少し青がのぞいた。
これから晴れていくようで、今日はいい星が見られるだろうか。

靴を買ったあとは、そのまま歩いて過ごした。
珍しい雪の日。車でしか通らなかった道にも、
歩けば新しい発見がある。
年末パトロールで消防車が入れなかった場所も、
今日は自分の足で確かめられた。
風が強くて自然と早歩きになる。
歩くことにもだいぶ慣れてきた。

図書館に本を返した後、本当は携帯を替えに行く予定だったけれど、
ほしい色の在庫がなくて取り寄せになった。
2月11日に買い替えることになった。
急がず、焦らず、ぼちぼちの気持ちで。

新しい携帯で、また星を撮りたい。
その小さな願いが、今日の自分をそっと前へ押してくれる。

そして、できることなら――
いつか、本当にいつか、
あの人と同じ空を見上げる瞬間があれば嬉しい。
そんな淡い未来の景色が、今日の空と静かに重なっていく。

来週のバレンタインが近づいてきて、
少しだけ胸の奥がざわつく。
ピンクは本来好きな色なのに、
今はなんとなく目をそらしてしまう。
でも、その答えを無理に探す必要はない。

この揺れを記録に残すのは、
未来の自分に「この時期をどう歩いたか」を渡すため。

午後の色は、灰色とピンク、そして青みを帯びた雪の白。
それでも、どんな日にも小さな光はある。
“負けないで” と誰かに言われるより先に、
自分の中の静かな声が、そっと背中を押してくれる。

明日もまた、今日の続きとして歩いていけばいい。
焦らず、急がず、ぼちぼちと。

「きっと明日はいい日になる」
そんな小さな予感だけを胸に、いまから晩御飯を作ろうと思う。

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