昨日、車の購入を決めた。
納車は1月中になりそうで、冬の夜空に輝くアルデバランを追いかけるには、ちょうど間に合う。
新しい道を走ることを想像すると、胸の奥が少しだけ明るくなる。
納車したら、その日の空気や気持ちをまたブログに残したい。
冬の空気が鋭くなると、火の扱いに自然と気が引き締まる。
昨日は年末警戒の当番で、夜10時から深夜3時まで詰所で待機とパトロールだった。
詰所に灯る明かりの中に立つと、守るべき場所のひとつであることを思い出す。
団に入って11年。
どれだけ経験を重ねても、警戒に“慣れ”というものはない。
いざという時に迷わず動けるよう、静かな緊張を保つことが自分の役目だと思っている。
詰所には、先日の秋季訓練についての団内報告が貼られていた。
団対抗の種目では火点を倒すタイムを競ったらしいが、結果は悔しさの残るものだったようだ。
訓練後には反省点を確認し、来年に向けて改善していく話し合いがあったという。
冗談めいた声をかけられ、胸に刺さる場面もあったらしい。
その報告を読んだとき、胸の奥に強い悔しさが戻ってきた。
今こうして悔しさを受け止められるのは、少しずつ前へ進めている証だと思う。
引越しはするけれど、消防団のつながりは大事にしたい。
離れても続けている人がいるように、自分もこの土地への愛着は強い。
寂れた場所もあるけれど、胸を張れる場所もある。
ここで暮らす人たちを守りたいという気持ちは、確かに自分の中にある。
人手不足の今、若い人はほとんどいない。
最年少の自分が続けていることにも、意味はあるはずだ。
人のために何かをしたいという気持ちは、人それぞれの形で表れる。
自分の場合は、たまたま地域のボランティアという形になっているだけで、特別なことをしているつもりはない。
ただ、誰かの役に立てていることは、素直に誇りに思っている。
昨日、団内の農家の方から大根をいただいた。源助大根という品種で、自分の太ももより太い立派な大根で、煮崩れしにくく、いろんな食べ方ができると教えてもらった。
術後の胃にも優しそうで、ゆっくり煮て味わいたい。
土の匂いが残るその重みを手にしたとき、なんでもない日常の中にも確かな温かさがあることを思い出した。
そして、何より嬉しかったのは、大切な人から活動を応援してもらえたことだ。
無理はしてないよと返したとき、小さなリアクションがそっと届いた。
その中に、「無理してなくてよかった」「いってらっしゃい」と、
あの人らしい優しさが静かに滲んでいる気がした。
心の芯まで温まるような感覚で、日中の疲れが吹き飛ぶほどだった。
この距離感でも、ちゃんと幸せを感じられている。
守りたいと思う人がいる。
その人のためにも、心も体も整えていきたい。
焦らず、でも止まらず。
今日できる一歩を、また積み重ねていく。


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