一歩、行こうと思えた

昨日の夜、あの人と文字を交わすことができた。
ほんの少しの時間だったけれど、同じときを共有できている。
ただそれだけで、心に灯がともるように嬉しかった。

夕方からどうしても行けなかったトイレに、ようやく行けた。
そのまま四時間、眠ることができた。
夢を見た。
あの人と一緒にお酒の席にいる夢。
手術をしてから一滴も口にしていないお酒。
夢の中でも、僕はただそれを眺めているだけだった。
あんなに好きだったお酒の酔い方も、もう忘れてしまったけれど。

仕事で疲れ切っているはずなのに、僕のために時間を作ってくれたあの人。
その優しさに、涙が止まらなかった。

もう少し、体が動くようになったら、久しぶりにジムへ行こうかな。
明日の試験のために、勉強もしたい。
あの人に恥じない僕を見せられるように。
この一歩を、大切に踏みしめたい。

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